2015年に誕生した「ダイバーズ65」は、1965年に発表されたブランド初のダイバーズウオッチがルーツ。本格的な潜水機能をあえて避け、日常的な使い勝手に焦点を当てた10気圧防水を備える。幅が狭めの回転ベゼル、ドーム型の風防、リューズガード無しのリューズ、リベット風のブレスレットといったクラシカルなディテールを巧みに用いたレトロスタイルが人気だ。
「ダイバーズ65 キャリバー400」のノンデイト仕様
今回、オリスはこの代表的コレクションより新たに2モデルを発表。ひとつ目は、オリスのエンジニアたちが開発した自社製ムーブメント、キャリバー400を搭載した「ダイバーズ65 キャリバー400」のノンデイト仕様となる。通常、文字盤6時位置に設けられるデイト表示を省いたことで、モダンテイストが際立ち、さらに鮮やかな輝きを放つグリーンライト文字盤との組み合わせによって、スタイリッシュなデザインが強調された。ステンレススチール製のケース&ブレスレットとグリーン
Cartier時計コピー文字盤とのコントラストも明瞭で、個性ある外観を作り上げた大きな要因となっている。ノンデイト仕様については、オリスのグローバルコミュニティからのリクエストを反映したもので、フットワークの軽い独立ブランドならではの試みといえるだろう。
実用性に優れる自社製ムーブ、キャリバー400
ミニッツスケールをあしらった逆回転防止ベゼルをセットした38mmケースには、最大5日間(120時間)のロングパワーリザーブに加えて、耐磁時計の基準であるISO764の規定を超える耐磁性、COSC認定クロノメーターを上回る日差-3〜+5秒の精度を備えたムーブメント、キャリバー400を搭載。10年間メンテナンスが不要な点も魅力だ。この実用性に優れるキャリバー400をシースルーバックから鑑賞することができる。
もうひとつの新作モデルでは、40mm径の「ダイバーズ65 デイト」に柔らかなグラデーションで表現したフォレストグリーン文字盤を採用。ミニッツスケールを備えた逆回転式ベゼルもトーンの異なるグリーンでデザインされ、トレンド感漂うモダンな表情が特徴となる。グリーンの色味は、スイスのヴァルデンブルグ峡谷にあるヘルシュタインの森からインスピレーションを得たものだ。ヘルシュタインはオリスの創業の地で、120年間に渡って本拠地を構える特別な場所となるため、文字盤を眺めれば、ブランドの歴史に想いを巡らせることができる。
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